ビニールカーテンの専門用語集
ビニールカーテンのことを調べたいのに、難しい専門用語でどれを選んでいいかわからない。
そんな初心者の方のために、ビニールカーテンに関する基本的な用語をわかりやすくご紹介します。
あなたのビニールカーテン選びの参考書として、ぜひご活用ください。
- アイナット(あいなっと)
アイナットとは、ネジ穴があいた輪がついたナットになります。ワイヤーを使用してビニールカーテンやネット(網)を吊り下げたり、何らかのフックやターンバックルなどを引っかけて利用するなど、多目的に利用頂けます。又、素材もステンレス、スチールがありサイズも豊富にございます。アイナットの商品詳細はこちらからご覧いただけます。
- アキレス(あきれす)
アキレスとは、国内の透明フィルムメーカーの大手企業「アキレス」の社名・ブランド名となります。アキレス、オカモト、三菱など透明ビニールシートの原料を製造するメーカーとして業界でも有名な企業ですが、アキレス透明ビニールシートは、高い透明度・高い防炎性を兼ね備えており、ビニプロの透明ビニールカーテンの多くはアキレスの透明ビニールを使用しております。
- アコーディオンカーテン(あこーでぃおんかーてん)
アコーディオンカーテンとは、楽器のアコーディオンのように伸びちじみして開閉・折りたたみが可能なカーテンですが、ビニプロでは透明アコーディオンカーテンをオーダーサイズで製作・販売を行っております。
- 網み針(あみばり)
網み針とは、ネット(網)など複数枚ある場合などつなぎ合わせるために使用する専用の道具名となります。
- アルミ(あるみ)
アルミニウムは、社会や産業の幅広い分野で利用されている金属です。「軽くて強い」、「
加工性に優れている」、「熱や電気の伝導率が高い」などの特徴をもってます。 - アングル(あんぐる)
アングルとは、L型の鋼材・金物です。厚みは数mm単位~あり素材もステンレスやスチールなど。L型のアングルは、ビニールカーテンのブラケットを取り付けるために下地などに利用する場合もあり、下地がない場合などに鉄アングルを溶接して利用する場合もございます。
- RC(あーるしー)
RCとは、鉄筋コンクリート構造の事ですが、梁・柱・大梁・壁などを鉄筋コンクリートで作る構造の事をRCなどと呼ばれています。
- 一部ラップ(いちぶらっぷ)
一部ラップとは、のれん式ビニールカーテンのシート同士の重なり部分が50mm、もしくは100mmづつなどの場合は一部ラップ、完全に重なり合う場合(50%+50%)は完全ラップとなります。
- ウェルダー(うぇるだー)
ウェルダーとは、高周波溶着機を示します。ウェルダーを使用してビニールシートの生地同士を溶着によってつなぎ合わせ、一枚のビニールカーテンなどに仕上げます。
- ウエイトチェーン(うえいとちぇーん)
ウエイトチェーンとは、ビニールカーテンなどの軽微な風対策を行う際に、ビニールカーテンの下部にスチールやステンレスのチェーンを入れる事で、風などのバタつきを低減します。ビニプロでは裾ウエイトチェーンの加工とフルウエイトチェーンの加工も承っております。
- 上端(うわば)
部材や下地などの上面・上辺を示します。天端(てんば)とも呼ぶことがあります。
- H鋼(えっちこう)
H鋼とは、H型の鋼材になります。主には鉄骨造などに使用されたり、仮設の架台などにも利用されています。サイズも小型~大型など多岐に種類があります。天井のH鋼にビニールカーテンを取り付ける場合には、H鋼用のブラケットなどもございます。
- 塩化ビニール(塩ビ)(えんかびにーる)
塩化ビニールとは、硬い素材の硬質塩ビ、柔らかい素材の軟質塩ビなどに分かれますが、プラスチック製品なども塩ビとなります。ポリ塩化ビニールなどはPVCと呼ばれ、ビニールカーテンやビニールシートなどは主にPVC(軟質塩化ビニール・ポリ塩化ビニール)です。
- 塩ビ臭(えんびしゅう)
塩ビ臭(えんびしゅう)とは、ビニールカーテンなど新品の状態のときは、プラスチック製品(比較的大型の物)と同様に塩ビ特有の臭いを感じる場合がございます(個人差があります)。プラスチック製品は塗装などを施されて臭いは低減しますが、ビニールカーテンなどは何か塗料を塗ったりする事はできませんので、風通しの良い場所で数日使っていくと徐々に消えていきます。
- ALC(えーえるしー)
ALCとは、「Autoclaved Light Weight Concrete」の頭文字を取った単語ですが、日本では軽量気泡コンクリートと表記されています。ALCは、基本的にはセメントと発泡剤を混ぜたものですのでコンクリートほどの強度がなく(軽くて安価・耐火性・防音性に優れる)、ビニールカーテンなどの重量物を取り付ける際は抜け落ちるなどの危険性もあるため施工方法には注意が必要です。
- 横断幕(おうだんまく)
横断幕(おうだんまく)とは、テントシート系の生地にインクジェット印刷を行い、横長の幕を呼びます。建物の壁や、レストラン、野球の応援用など様々な場面で使用されています。
- 屋外用ビニール(おくがいようびにーる)
屋外用ビニールとは、太陽光などの紫外線によって劣化するのが一般的なビニールですが、耐候性を持つビニールカーテンやシートなどは劣化に対して耐性がございますので、長期的にご利用頂けます。屋外用ビニールカーテンをご利用の場合は耐候性を持つ素材をお選び下さい。
- 帯ピケット加工(おびぴけっとかこう)
帯ピケット加工とは、ビニールカーテンやテント屋根などに帯状の共生地で製作したパーツを溶着やミシン縫製などによって付け足す加工です。主には風などによるバタつき防止や、テンション(張り)を加えるために利用されています。
- オプション加工(おぷしょんかこう)
オプション加工とは、ビニールカーテンやネット(網)など一般的・標準的な製作に加え、特注によって様々な特殊な加工を施す事をオプション加工と称しています。
- オプトロン(おぷとろん)
オプトロンとは、通常のオレンジ色の防虫ビニールなどと比べて正の走光性を持つ虫などに対して、より強い防虫効果を持つ素材がオプトロンとして、のれんカーテンなどにもございます。
- オーダー製作(おーだーせいさく)
オーダー製作とは、ビニプロに掲載されている豊富なビニールシートや生地を使用して、ビニールカーテンや間仕切りシート、カバーなどに1cm単位で製作することで、お客様にて自由にサイズや形状、仕様などを決めて頂けます。
- 開口部(かいこうぶ)
開口部とは、ビニールカーテンや間仕切りシート、ネット(網)カーテンなどを取り付けたい場合に、壁面の空いた部分(シャッターや、出入り口にあたる部分)の開口部(横幅×高さ)に合わせて製作致します。
- 風対策(かぜたいさく)
風対策は、ビニプロですと主にビニールカーテンなどを利用した風対策となります。間仕切りポールやウエイトチェーンなどを使用してビニールカーテンに風対策をほどこします。
- 可塑剤(かそざい)
可塑剤とは、ビニールカーテンなどのシート素材の原料の一部です。可塑剤が塩ビ材料に練り込まれている事で、素材に柔軟性を与える機能性を持ちます。可塑剤は経年劣化によって徐々に抜けてしまい、最終的に素材が硬化していきます。ポリバケツには可塑剤が含まれていないか微量程度ですが、ビニールカーテンなど柔軟性を必要とする素材には可塑剤が多く入っています。特に太陽光などの紫外線によって可塑剤は抜けていくため、耐候性の高いビニールカーテンを使用する事で、長期的な耐用年数が期待できます。
- 片開きカーテン(かたびらきかーてん)
片開きカーテンとは、左右どちらかのシート端部を壁や柱などに固定して動かなくし(ビス止めなど)、左右どちらかが可動するような仕様が片開きカーテンと呼びます。
- カッティングシート(かってぃんぐしーと)
カッティングシートとは、切り文字状のシールで、テント生地などに名前やロゴなどを入れる場合に、切り文字を貼り付けて使用します。ビニプロではビニールカーテンやテント生地に名入れを行う場合、インクジェット印刷、もしくはカッティングシートを利用しております。内容によっては(色数が多い・グラデーションがあるなど)カッティングシートが使用できない場合があり、その際はインクジェット印刷を利用します。インクジェット印刷は生地の素材によって利用できない場合もございます。
- 完全ラップ(かんぜんらっぷ)
完全ラップとは、のれん式ビニールカーテンのシート同士の重なり巾が完全にオーバーラップされた状態を示します。一枚のシートに対して両隣のシートが50%づつ重なる事で、より高い密閉性を実現できるため、大型のれんカーテン(高さがある、風がある、隙間を防ぎたい場合など)や、利用環境に応じて一部ラップ(50mm程度の重なり)かお選び頂けます。
- ガラス基布(がらすきふ)
ガラス基布とは、不燃ビニールシート・生地などの繊維がガラス素材で作られており、ガラス素材の基布に塩ビコーティングを施したものが不燃シート・ビニールになります。ガラス基布の特徴は屈曲などに弱く、強く折り曲げると折れ目がついてしまい、その部分から裂けやすくなるなど扱いには注意が必要です。
- 生地サンプル(きじさんぷる)
生地サンプルとは、ビニプロに掲載しているビニールシートや、テント生地、ネット(網)など様々な製品素材の一部をハサミなどでカットして実物を確かめて頂くものを生地サンプルと呼んでおります。サンプルは無料にて発送しております(数量によって有料)。
- 切り売り(きりうり)
切り売りとは、ビニールカーテンやテントシート、耐熱シートなど様々な生地を加工せずに、ロール巻の状態(反物)から必要数分を取り出し、カットして販売する事です。
- 切り欠き加工(きりかきかこう)
切り欠き加工とは、ビニールカーテンやビニールシートなど部分的に凹凸をつける加工方法となります。例えばダクトがある場合や、何らかの障害物がある場合、その部分だけビニールカーテンに切り欠き加工を行う事で接触せずにご利用頂けます。
- 切り詰め出荷(きりつめしゅっか)
切り詰め出荷とは、ビニールカーテン用のレールなど、規格サイズ(2m、3m、・・・・)の物をお客様の指定の寸法にカットして出荷する事です。ビニールカーテンやシートなども完成品を更に小さくする場合は、切り詰めて縫製加工などを行う場合もございます(有料)。
- 組込み出荷(くみこみしゅっか)
組込み出荷とは、ビニールカーテンなどであれば間仕切りポールを予めビニールカーテンにセットした状態で出荷する場合や、のれん式ビニールカーテンなどはシートに専用ハンガーをセットした状態で出荷するなどを組込み出荷となります(有料)。
- 包みピケット加工(くるみぴけっとかこう)
包みピケット加工とは、ビニールカーテンであれば間仕切りポールなどとカーテンをセットするために利用したり、フレームなどにシートを固定するために利用する加工方法となります。
- 軽天(けいてん)
軽天とは、店舗・事務所などの天井や壁のボード(石膏)を取り付けるための下地部分となります。軽量の鉄材で薄く、軽い素材で軽鉄とも呼ばれております。ビニールカーテンなどを軽天天井に取り付ける場合、ブラケットを軽天にビス止めして使用しますが、軽天自体に厚みがないためビスの効きが弱く、重量があるビニールカーテンなどは危険ですのでご注意ください。(およそ高さ3m未満、ビニール厚みも0.3mm~0.5mm程度を推奨)
- 高周波溶着(こうしゅうはようちゃく)
周波数の高い交流電圧により材料の分子を振動させ、その摩擦エネルギーにより加熱(誘電加熱)溶融させることにより生地同士を接着する方法。ウェルダー加工ともいいます。
- 採寸(さいすん)
採寸(さいすん)とは、何らかのサイズを図る事を採寸と呼びます。ビニールカーテンの間口サイズを図る(採寸する)など。
- サイディング(さいでぃんぐ)
外壁などに使用するボード類で、合板系や石綿セメント板系、金属板系など様々な種類があります。主に木造住宅などの外壁はサイディングを使用しているケースが多くあります。
- 三角ピケット加工(さんかくぴけっとかこう)
三角ピケット加工とは、ビニールカーテンなどに三角状に加工したピケットをミシンなどで取り付けて、ロープなど使用して何らかの下地や床・壁などに固定して使用致します。
- 材工(ざいこう)
材工(ざいこう)とは、材料と工事を併せた呼び方で、「材工でいくらですか?」などは、材料と工事でいくらですか?という意味になります。
- 在来工法(ざいらいこうほう)
柱、梁、筋交いなどの主要・軸となる部材(主に木材が多い)で、日本の伝統的な工法で建てる手法です。メジャーなどの目盛に矢印が一定間隔で記載されているのは、在来工法の木造住宅などの柱間などは1間(1810mm)・0.5間(910mm)が多く、柱位置を図る上でも便利です。
- 座金(ざがね)
ボルトナットと一緒に併用する平ワッシャーなどを座金と呼ぶ事があります。座金付きビスは平ワッシャーなどが付いたビスです。
- 紫外線吸収剤(しがいせんきゅうしゅうざい)
紫外線吸収剤とは、ビニールカーテンの「耐候性」機能を持つ素材など、塩ビに予め紫外線吸収剤を入れて調合する事で、屋外での使用でも劣化速度を低減する機能があります。基本的には紫外線吸収剤がないものは屋外耐候性が弱く、糸入り透明などで耐候性がある素材は厚みだけではなく、原材料に紫外線吸収剤や耐候助剤が含まれているかどうかも大きく耐候性が異なります。
- 紫外線透過率(しがいせんとうかりつ)
紫外線透過率とは、紫外線がビニールシートなどを通り抜けるパーセンテージを称します。ビニールシートやテントシート、各種生地によって異なりますが、糸入り透明の550Hなどは7.7%ほどしかないため、高い紫外線カット率がございます。およそ90%以上の紫外線カット(紫外線透過率10%)は、主にUVカットなどの機能性として扱われています。
- 下地(したじ)
ビニールカーテンレールを取り付けるためにブラケットなどをビス止めなど行いますが、天井や壁などどのような素材(鉄・木・コンクリート・軽天・ボードなど)かによってビスなどの固定するためのネジの種類が変わります。鉄であればドリルビス(テックスビス)、コンクリートであればコンクリートビスやアンカー、木であれば木ビスなど下地によって異なります。
- 下端(したば)
部材や下地などの下面・下辺の事を示します。反対に上面は上端(うわば)と呼びます。
- シート補修テープ(しーとほしゅうてーぷ)
シート補修テープとは、ビニールカーテンやカバー、なんらかのシート製品が一部分的に破損した場合などに強力な糊がついたテープを貼り付けて使用するテープ材となります。糸入り透明の補修テープ、テント生地の補修テープなどがございます。
- ジャバラカーテン(じゃばらかーてん)
ジャバラカーテンとは、ビニールシートやテントシート系の素材を使って、従来のビニールカーテンにアコーディオンのような山谷の加工を施す事で、収納時(たたんだ状態)にスッキリとコンパクトに収納可能となります。
- ジョイント(じょいんと)
ジョイントとは、様々な場面で使用されますが、ビニールカーテンの場合ですと、レールとレールとつなぎ合わせる事をジョイントと呼びます。物と物をつなぎ合わせる部分を総称してジョイントと呼びます。
- スカート加工(すかーとかこう)
スカート加工とは、ビニールカーテンと地面との隙間から入る隙間風や、ホコリなどの侵入を防ぐために、ビニールカーテン下部にシートを垂らす加工方法です。
- 筋かい(すじかい)
鉄骨造や木造などで水平力に抵抗する(強度をあげる)ために斜めに何らかの補強を入れる事で構造を強化する事を示します。
- スパーク(すぱーく)
ビニールカーテンを製作する際にビニールシート同士を溶着によってつなぎ合わせます(幅継)が、この溶着作業の際に火花が散る現象をスパークと呼び、特に帯電防止機能が高いセイデンFなどはスパークが起きやすく、製作に一苦労します。
- 墨だし(すみだし)
墨だしとは、予めビニールカーテンのレールを取り付けるためにブラケット位置などを一定間隔で取り付けますが、直線状のライン(線)を引いておく作業などを墨だしと呼びます。
- スリット加工(すりっとかこう)
スリット加工とは、ビニールカーテンなどに切れ目を入れる加工法となります。すだれ・のれんのようなイメージですが、切り込みを入れる事で風が抜ける、通行がしやすいなどの特徴がございます。
- 耐寒ビニール(たいかんびにーる)
耐寒ビニールとは、寒冷地や冷蔵・冷凍庫などのマイナス温度の環境下でもビニールが硬化しづらく柔軟性を保ったままビニールカーテンなどにご利用頂けます。
- 耐候性(たいこうせい)
屋外でビニールカーテンや、雨よけ・日よけテントシートを利用する場合、耐候性がなければ太陽光などの紫外線によって生地が劣化・硬化しやすいため~2・3年程度で利用できないほど劣化が進みます。耐候性を持つ素材であればより長期的な耐用年数がございますので、ビニプロでは「耐候性」マークがある素材を屋外の場合はお選び下さい。耐候性は塩ビ材料の中に、紫外線吸収剤や耐候助剤を練り込む事で耐候性を実現しておりますが、耐候性がない屋内用に比べて若干割高となります。屋外で利用可能な耐候性ビニール・シートはこちら。
- 帯電防止(たいでんぼうし)
帯電防止とは、塩ビ原料の中に、界面活性剤を入れる事で、表面に皮膜を作りだし、空気中を舞うホコリなどが付着しづらくする作用があります。反面、通常のビニールに比べて軽微なべた付きなども発生してきますが、実感として大きくべた付いてしまう訳ではありませんので、工場内などでは比較的帯電防止機能がついたビニールカーテンが人気です。詳しくは帯電防止の豆知識をご覧ください。
- 耐油ビニール(たいゆびにーる)
耐油ビニールとは、工業油・オイルなどが機械や作業時に飛散する際、飛散対策用に使用可能なビニールシートとなります。通常のビニールではオイルなどに耐性はございませんが、耐油機能が付いたビニールシートであればビニールカーテン、間仕切りシートなどに加工致します。
- タッセル(たっせる)
タッセルとは、ビニールカーテンなどを全開にあけた状態でビニールカーテンを左右に束ねておく際に使用する帯・バンドとなります。タッセルを使用する事で、収納時に嵩張らずにスッキリとした形で束ねておく事ができます。タッセルは個別単体でも、ビニールカーテンに縫い付けて製作する事も可能です。
- 建端(たっぱ)
建端(たっぱ)とは、建物や壁など高さを表す表現の文言です。「たっぱが高いな~=高さがある」のような表現に用いられます。
- 反物(たんもの)
反物とは、ビニプロの場合はビニールシートやテントシートなど、ロール状に巻かれている(材料の初期状態)ものを反物と呼んでおります。これら反物から必要な数量を切りだし、ビニールカーテンなどを加工しております。反物の販売も承っております。
- ターポリン(たーぽりん)
ターポリンとは、ポリエステル素材の基布に塩ビコーティングされた素材ですが、ポリエステル素材は防炎になり、ガラス基布を使用した素材であれば不燃ターポリンになります。防炎(ポリエステル素材)ターポリンの場合、1類と2類がありいづれも防水ですが、厚みが違う点、屋外での使用には不向きですが比較的に安価な素材ですので短期的な利用や、養生用などを目的とした防炎シートであればターポリンでも問題ございません。不燃ターポリンも屋外で長期的に利用する場合は耐候性のある不燃シートをご利用下さい。
- ツリマウント(つりまうんと)
ツリマウントとは、店舗用テントや軒先テントなど立体型のテント屋根などのテント生地を、フレーム枠部分に止めるためのホックとなります。ご利用方法はこちら。
- 定尺(ていじゃく)
定尺とは、定められた尺(長さ)を示しますが、ビニールカーテンのレールなどであれば、2m、3m、4m、など予め決められた定尺サイズの製品がございます。
- 導電性塗膜(どうでんせいとまく)
導電性塗膜とは、帯電防止用ビニールシートのアキレスセイデンFなどが該当致しますが、主には帯電防止(静電気を帯びにくくする)機能を求められる場合で、且つ強い帯電防止機能性が必要な場合は、通常の帯電防止ビニールではなく、シートの中間層に電気が流れやすい特殊な膜を透明フィルムでラミネートしており、精密機械などを扱い間仕切りシートなどに利用頂いております。
- 胴縁(どうぶち)
胴縁(どうぶち)とは、壁などの下地材です。縦胴縁、横胴縁などがあり、主にサッシ、開口部、玄関などの間口付近に胴縁があります。
- 難燃ビニール(なんねんびにーる)
難燃とは、建築基準法で定められた防炎・不燃素材となりますが、防炎とは消防法を基準としております。難燃の基準は加熱開始後5分間で延焼しない事、有害な変形、溶解、亀裂などが生じないこと、避難上、有害な煙・ガスを発生しないことなどが明記されております。
- 根付け(ねづけ)
根付け(ねづけ)とは、ビニールカーテンの場合ですと、中央両開き(中央から左右に引き分け)の仕様で例えると、左右の両端部は壁などにカーテンを固定(ビス止めなど)し、中央から出入りしますが、この左右の壁端部で固定する事を根付けと業界では呼びます。
- 軒先テント(のきさきてんと)
軒先テントとは、店舗などの入り口部分の雨除け・日よけテントとして利用されているテント屋根を呼びます。他には店舗用テント、テント看板と呼ばれる事もあります。
- ハトメ(はとめ)
- 幅継(はばつぎ)
幅継とは、ビニールシートやテント生地など、生地同士をつなぎ合わせる事を示します。幅継の方法は主には溶着機などでつなぎ合わせますが、塩ビ系ではない素材ですとミシン縫製でつなぎ合わせる場合もございます。
- 標準仕上げ(ひょうじゅんしあげ)
標準仕上げとは、ビニールカーテンやネット(網)など横×高さのサイズのみを頂き、各製品に特注加工や特別なオプション加工を行わずに製作する事を示します。ビニールカーテンの標準仕上げはこちら。
- ビニールカバー(びにーるかばー)
ビニールカバーとは、ビニールシートなどを使用して製作するカバーとなります。機械、台車、パレット、などの工業製品の防塵目的のビニールカバーや、屋外の資材の雨除け用に防水ビニールカバーなど使用致します。形や大きさなどは自由にオーダー可能で製作致します。
- ビニールブース(びにーるぶーす)
ビニールブースとは、アルミフレームや鉄骨などで箱状のフレームを組み、それらフレームにビニールシートなどで天井・壁を貼り付ける事で工場内に別空間として作業部屋や試験ルーム、洗車・洗浄などを行う事が可能な簡易的な仮設建物となります。
- ファスナー加工(ふぁすなーかこう)
ファスナー加工とは、ビニールカーテンやビニールカバーなどの加工を行う際に、指定した位置にファスナーを付ける事で、部分的な脱着ができたり、入り口を作る事などが可能となります。
- フッ素防汚(ふっそぼうお)
フッ素防汚とは、ビニプロですと防汚ビニールカーテンなどの多くがフッ素防汚(一部アクリル防汚もあります)処理を施しておりますが、シートの表面にフッ素コーティングされたものをフッ素防汚と呼びます。フライパンなどにも同様にフッ素コーティングされているものも多くございます。フッ素防汚処理を行う事で優れた撥水・撥油・防汚・潤滑性を発揮します。
- 不燃ビニール(ふねんびにーる)
不燃ビニールとは、ガラス基布の素材に塩ビコーティングなどを施したビニールシートです。消防法などによって防炎機能ではなく不燃機能が付いたビニールカーテンや間仕切りシート、テント屋根などには不燃ビニールシートの使用が必須となります。
- フラットバー(ふらっとばー)
フラットバーとは、アルミや鉄などで作られた板状の長細いバーを呼びます。又、カーテンの左右端部の壁などへの固定や、シートをフレームなどに固定する場合などにフラットバーを使用致します。ビニプロでは押さえバーとして販売しております。
- フランス落とし(ふらんすおとし)
フランス落としとは、間仕切りポールなどの落としピンや、地面に穴をあけてピンを落とす事で動かなくする部材などを呼びます。
- フリル加工(ふりるかこう)
フリル加工・製作とは、ビニールカーテンとレールとの隙間部分に200mm前後の共生地で作ったフリルを付ける事で風対策・防塵対策などが可能となるビニプロでの製作名称となります。
- ブラケット(ぶらけっと)
ブラケットとは、ビニールカーテンを取り付ける際にレールが必要となります。レールを壁面や天井部分の下地に取り付けるための部材名称です。ブラケットは、レールの大きさによっても異なりますが、下地状態に合わせてお選び頂けます。
- 分納(ぶんのう)
分納(ぶんのう)とは、ビニプロの場合ですとビニールカーテンとレールなどを一緒に購入頂いた場合でも、出荷元が別々のため、製品はお客様のもとにバラバラに届きます。このような場合を分納と呼びます。
- 防炎認定書(ぼうえんにんていしょ)
防炎認定書とは、該当生地が本当に防炎かどうかを証明する書面となります。ビニプロでは、防炎でも不燃でも証明書の発行を求められる場合には無料にてお渡しさせて頂いております。
- 防炎ビニール(ぼうえんびにーる)
自己消化性によって火災時などに延焼を防ぐ機能を防炎といいますが、防炎機能がついたビニールカーテンを防炎ビニールと称しております。
- 防炎メッシュ(ぼうえんめっしゅ)
防炎メッシュとは、防炎機能が付いたメッシュシート(防雪・防風ネット)などの名称となります。基本的に業務用として使用する場合は、防炎機能が必須となりますがメッシュ素材で防炎機能を持つ防炎メッシュシートなどは多くの工場などでも利用されております。
- 防音ビニール(ぼうおんびにーる)
防音ビニールとは、防音性の高いビニールシートなどを使用してビニールカーテンなどを製作致します。防音性が高いシートかどうかは厚みが重要となりますが、通常は1mm以上のビニールシートであれば防音性が高く、間仕切りシートや防音ビニールカーテンにも製作が可能です。
- 防水テントシート(ぼうすいてんとしーと)
防水テントシートとは、防水加工を施した完全防止のテントシートです。メッシュ素材などは防水はありませんが、通常のテントシートは基本的には完全防水です。
- マグネット加工(まぐねっとかこう)
マグネット加工とは、ビニールカーテンの左右端部のタテラインなどにラバーマグネット(ゴム系)を一緒に縫い込む事で、鉄柱や鉄壁などにビニールカーテンの端部をくっつける事が可能になる加工方法です。
- 間仕切りシート(まじきりしーと)
間仕切りシートとは、ビニールカーテンと同義の名称で、工場や倉庫、店舗など主に屋外で使用する場合はビニールカーテン、屋外用カーテンと呼びますが屋内の空間を仕切る場合、屋内通路などのビニールカーテンを間仕切りシートと呼ぶ場合があります。
- 間仕切りポール(まじきりぽーる)
間仕切りポールとは、ビニールカーテンなどを使用する際に、取手やマグネット、鍵などを併用したい場合にご利用頂ける部材名称となります。間仕切りシート、ビニールカーテンなど、レールを併用してご利用頂く際に、間仕切りポールを追加でご利用頂くと快適にお使い頂けます。
- 間柱(まばしら)
間柱とは、本柱と本柱の間に建てる中間の柱を間柱と呼びます。
- 無結節(むけっせつ)
無結節とは、ネット(網)などの糸目の加工方法です。有結節は結び目があり、無結節は結び目がない素材となります。
- モルタル(もるたる)
モルタルとは、砂とセメント、水を練り混ぜた材料です。
- 有結節(ゆうけっせつ)
有結節とは、ネット(網)などの糸目の加工方法です。有結節は結び目があり、無結節は結び目がない素材となります。
- 溶接遮光ビニール(ようせつしゃこうびにーる)
溶接遮光ビニールとは、アーク溶接などを行う際に発する有害で強力な紫外線が、直接的に目に光が入らないように紫外線をカットする特殊なビニールシートです。ビニプロでは溶接遮光ビニールカーテンなどの製作は1枚から承っております。
- 溶接火花受け(ようせつひばなうけ)
溶接火花受けとは、アーク溶接・ガス溶接作業時に発生するスパッタ(火花)などから人や物を守るために養生するための高温耐熱機能を備えたシートが溶接火花受けシートとなります。
- ライスター(らいすたー)
テントシート系の生地(防炎シートなど)を一枚の加工品に作り上げる際、通常は高周波ウェルダーなどの機械を使って溶着しますが、施工現場などで溶着したい場合にはこのような大型機械はありませんので、ドライヤーのような形をしたライスターを使用します。ライスターは高温の温風によって、シート表面の塩ビ樹脂を溶かしながら溶着していきますので、テントシート業界の現場でも手軽に利用しています。
- ラミネート加工(らみねーとかこう)
ラミネート加工とは、糸入り透明ビニールシートなど、ポリエステル糸を透明フィルムを裏表の両面を貼り合せる加工方法です。詳しくは糸入りビニールの豆知識をご覧ください。
- 両開きカーテン(りょうびらきかーてん)
両開きカーテンとは、中央から左右に引き分けて使用するカーテンを両開きカーテンと呼びます。間口4000mm(横幅)であれば2000mmのカーテンを2枚用意(実際は少し大き目のカーテンが必要)して、中央から左右に引き分けて使用します。(左右端部はシートをビス止めなどで固定)
- ワイヤー式ビニールカーテン(わいやーしきびにーるかーてん)
ワイヤー式ビニールカーテンとは、レールなどを使用せずに屋内の柱間にワイヤーを取付、専用の走行ランナーを使用する事で開閉が可能なビニールカーテンです。
- ワッシャー(わっしゃー)
ワッシャーとは、平ワッシャーや、スプリングワッシャーなど座金の事をワッシャーと呼びます。ボルトナットと併用したり、ビスなどに併用したりする薄い板状(穴あり)の部材です。
-
ビニールカーテン・レール
のれん式ビニールカーテン
間仕切りポール取付方法など
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ひと目で分かるサイズの図り方
のれんカーテンやアコーディオン
スクリーン・ネット(網)の
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