ワイヤーに吊るすビニールカーテン製作
ワイヤー式ビニールカーテンに対応できる軽量ビニールシートをご案内します。
工場や倉庫などの屋内で、カーテンレールなどが使用できない場合には、ワイヤーなどを使用して間仕切りカーテンを取り付ける方法があります。ビニプロでは、ワイヤーを使用したビニールカーテンでもご利用いただける、比較的に軽量素材のビニール・シートを掲載しております。ワイヤー式ビニールカーテンで使用する金具・部材などは、取付金具・部材なども合わせてご覧ください。間口や高さに応じて適切なワイヤー(太さ)をご選びいただく必要がありますので、不明点などはビニプロまでお問い合わせください。
ワイヤー式ビニールカーテンとは?
ワイヤー式ビニールカーテンとは、天井などからレール吊金具を吊り下げて、レールなどを設置ができない場合や、天井自体に下地がなくレールの設置ができない場合に、ワイヤーを使用してビニール間仕切りカーテンなどを取り付ける方法です。使用するワイヤーの太さは、カーテンの横幅・高さによって異なりますが、横幅4m未満、高さ2m未満であれば4mmワイヤー、横幅4m以上の場合は5mmや、6mmワイヤーを使用します。ただし、しっかりとした下地や柱などにワイヤー端部を固定して、張力(ワイヤーテンション)をかけて使用してください。
ワイヤー式ビニールカーテンのメリット
ワイヤー式ビニールカーテンは、広い空間の工場や倉庫内の空調対策、防塵・飛散防止などのビニール囲い、作業スペースの間仕切りも容易に実現可能です。また、天井までかなり高さがある場合、レールの取付自体が困難な場合、大きくなりすぎて使い勝手がよくないケースなどにも、天井からレールを吊り下げてビニールカーテンを取り付けるよりも、必要な高さの位置にワイヤーを張り、ビニールカーテンを吊り下げて使用する方が効率的な場合があります。
※横幅が長い場合は、中央あたりでワイヤーがたるんでしまう恐れがありますので、ご注意ください。
ワイヤー式ビニールカーテンに使用する部材
レールを使わずにビニールカーテンを取付できます!
ビニールカーテンをワイヤー式の吊り下げで設置する場合、ワイヤー部材とスライダーをご利用いただければ利便性も高く、簡単にDIYでビニールカーテンの設置が可能です。
ワイヤー設置に使用する金具・部材
ワイヤー式のビニールカーテンや屋内の間仕切りシートなど、ワイヤーを使ったカーテンにおすすめするワイヤーカーテン部材をご案内します。アイデア次第で様々なビニールカーテンが可能で、DIYでも簡単に施工ができる部材を取り揃えております。
ワイヤーを滑走するスライダーのスライダーXボックスとU字金具のキャンバスハンガーのセットでビニールカーテンを吊り下げるワイヤー式ビニールカーテンがおすすめです。キャンバスハンガー単体では使用できませんので、スライダーXボックスとセットで利用いただく必要があります。また、ビニプロのビニールカーテン標準仕様のハトメ25番(内径9.5mm)以上は使用可能ですが、それより小さいサイズの場合、キャンバスハンガーが通りませんので、ご注意ください。
その他にもデルリンブロックなどをワイヤー式の吊り下げ滑車として利用いただくことも可能です。
ワイヤー式ビニールカーテンを設置される場合、ビニールカーテンの採寸方法で予めカーテンサイズ・間口などをご確認いただき、不明な点などございましたら、お気軽にご相談ください。また、サイズ計算・材料拾い出しなどもビニプロにご依頼が可能です、無料にて承りますので、図面や写真などがありましたら、お問合せフォームにて一緒に送付いただけますようお願いいたします。
ワイヤー式ビニールカーテンに適したビニール、シート一覧をピックアップして掲載しておりますので、ぜひご参考ください。
カーテン吊り下げに必要なワイヤーの張り方
シメラーを使って張る
ターンバックルを使って張る
ワイヤーに設置するカーテン吊り下げ金具について
ワイヤーカーテンに利用するワイヤーロープ径がφ6.3mmまでなら、吊り下げたシートをスムーズに開閉をさせる金物「スライダーXボックス」が利用できます。スライダーXボックスはキャンバスハンガーと併用することで、ビニールカーテンのハトメに通し、簡単にワイヤー式ビニールカーテンを実現させることができます。
ほかにもスプリングリンクやフック、カラビナ等は、ワイヤーに通すだけで吊り下げ金具になるので、簡単なDIYで利用可能です。