ビニールカーテン用レールの選び方

ビニールカーテンのレールを選んで頂く際に必要な情報など下記に掲載しております。レールの種類は部屋や狭い通路などの屋内用の軽量レールのD25カーテンレール、屋内用のビニール間仕切り、カーテンで高さ3m未満であればD30レール、屋内で高さ3m以上や屋外で高さ4m未満などであればD40中型カーテンレール、屋外で高さ4m以上で5m未満の場合であればHG大型カーテンレール、屋外で高さ5m以上の場合はSG超大型カーテンレールなど、使用する場所や用途・ビニールカーテンの大きさに合わせてレールをお選び頂けるよう、多数ご用意しております。いづれも業務用・工場用としてご利用頂けるプロ仕様のレールでございます。
※ビニールカーテン用のレール一覧はこちら
※間仕切りポールの選び方はこちら
ビニールカーテンレールの種類を決める

上記に記載のように、ビニールカーテンを設置する高さ及び使用場所(屋内or屋外)に応じて、お選び下さい。最も人気が高いレールは、屋内用でも屋外用でも利用可能で高さ4m未満であれば場所を選ばず使用できるこちらのD40中型カーテンレールなどが圧倒的に人気です。(アルミ、スチール、ステンレスからお選び頂けます)
■業務用ビニールカーテンレール一覧
・手曲げベンダーレール一覧
・D25軽量カーテンレール一覧
・D30屋内用カーテンレール一覧
・D40中型カーテンレール一覧
・HG大型カーテンレール一覧
・SG超大型カーテンレール一覧
・TK工場用トラックレール一覧
ビニールカーテンレールの長さを決める

上記のように、ビニールカーテンレールの長さを決めます。基本的には、開口部(W)の横幅の大きさよりレールを少し短めにしておく事がポイントです。(必須ではありませんが、メンテナンスを考慮する場合はオススメです)
※両開きカーテンの場合
両開きカーテンの場合、中央から引き分けにするのが一般的ですが、左右の端部どちらかはカーテンが動かないように、押さえバー(フラットバー)などを使用してビス止めで固定するのが一般的です。(マジックテープなどでもOK)左右端部を両方とも固定する場合は、レール端部の左右どちらかを25mm~30mm程度、開口部より短くしてレールを取り付ける事で、レール設置後にランナーを出し入れ
したり、レールをつけたままカーテンなど交換が容易に行えます。(※短くした方は必ずストッパーを入れて下さい。)
※片開きカーテンの場合
片開きカーテンも同様に、左右どちらからもビニールカーテンを動かす場合は、レールを短くするとしっかり端まで閉められなくなってしまうためレールは間口サイズより1~2mm程度短くした状態がベストですが、左右のどちらか端部はカーテンを動かないように固定する際は、固定する側のレール端部を25mm~30mmほど短くしておく事でランナーの交換やビニールカーテンの交換なども容易に行えます。

上記のように、ビニールカーテンレールが4m以上必要な場合はレール同士をジョイント(連結)させる事が必要となります。(※レールは最大で4mまでしかございません)仮に、間口サイズが6mで両開きカーテンであれば、先に4mのカーテンレールを壁にあたる状態で先に1本取り付けます。(その際、継カバー・ジョイントピンは1本目のレールにセットしておいて下さい)1本目を取付後、ビニールカーテンのハトメにランナーなどをつけてカーテンをレールに全て入れておくと作業が楽になります。その後、残った2mのレールを入れますが、上記で記載した通り、メンテナンススペースを考慮して25~30mm短くしたレール(1970mm)を1本目の4mのレールとつなげて取付完了となります。

ビニールカーテン用レールのジョイントを行う際、必ずレールとレールの中心に継カバーがくるように意識して取り付けて下さい。上記でも記載した通り、1本目の先に取り付けるレールに、予めジョイントピンと継カバーを入れておくと便利です。(2本目をつなげてから予め入れておいた継カバーをスライドしてネジを締める)ジョイントは、1ヶ所につき継カバー1個、ジョイントピン2本が必要ですので、D40レールであれあ、必ず同じシリーズの継カバーをお選び下さい。
ビニールカーテンレールの取付ブラケットを選ぶ

次にレールを取り付けるために必要なブラケットを選択致します。主には壁にブラケットを取り付ける場合はSブラケット、天井に向かってレール取り付ける場合は天井Sブラケットをお選び下さい。又、H鋼などの下にレールを取り付ける際は、クリップ付きブラケットをお選び下さい。注意点と致しましては、クリップ付きブラケットはH鋼の巾よりレールがはみ出すタイプのAタイプか、H鋼の巾端部の真下にくるBタイプがございます。(H鋼のジョイントのフランジ部分が邪魔でレールが付けられない場合はAタイプを使用)
その他、単管タイプ用のブラケットや、天井からレールを吊り下げて使用する吊棒用のブラケットなどございますので、ビニールカーテンの業務用レール一覧からご希望のレールの種類をお選び頂き、同じシリーズ(カテゴリー)のレールに合うブラケットをお選び下さい。

レールブラケットの取付間隔は、基本的には900mm未満を基本として下さい。高さが4m以上のビニールカーテンや、重量があるカーテン、屋外用ビニールカーテンなどの場合は500~700mm間隔がオススメです。レール端部から1個目のブラケットにつきましては100mm未満で取り付けて下さい。
ビニールカーテンレールのランナーを選ぶ

次にビニールカーテンを使用する際に必須のランナーをお選び下さい。
一番人気のカラビナフックがランナーに付いているワンタッチランナーや、ベアリング入りのランナー(間仕切りポールなどに使用)、屋内の軽微なビニールカーテンであればランナーAなどがございます。ランナーによって材質は異なりますが、樹脂・スチール・アルミがございます。樹脂のランナーなどは屋外で使用すると、紫外線などで劣化して割れ・ヒビが入る可能性がございますので、ご注意ください。
また、レール上面からカーテン上の隙間も使用するランナーによって寸法が異なります。下記の隙間寸法表にてご確認ください。ビニールカーテンの採寸方法でもご案内しております。
Sブラケット・天井Sブラケットの場合

クリップ付天井ブラケット(H鋼)の場合
H鋼へ取り付ける際に使用するクリップ付き天井ブラケットをご利用の場合は、通常のブラケットより+10mmとなります。

天井Sブラケットボルト座金併用の場合
天井Sブラケットボルト座金と通常ブラケットを併用の場合は、通常のブラケットより+20mmとなります。

ビニールカーテンレールのストッパーを選ぶ

次にビニールカーテンレールに使用するストッパーをお選び下さい。両開きカーテンなどであれば左右のカーテン端部を壁などに固定するのであれば、レールの左右どちらかは壁に当たるようにしておけばストッパーは無くてもランナーなどは抜け落ちる事はございませんが、もう片側の方はメンテナンススペースでレールを開口寸法から25mm~30mm程度短くすると便利ですが、その場合は必ずキャップストップなどをご利用下さい。又、レール端部100mm未満でブラケットが付けられない場合などは壁付ソケットなどご利用下さい。中間ストップは、カーテンを途中で止めたい場合などにご利用下さい。
※もしレールの選び方や採寸方法、必要な部材の個数計算など不明な場合は、無料にて計算を代行致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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