ビニールカーテン用レールの選び方
業務⽤の⼤型カーテンレール選び
ビニールカーテンのレール選びに必要な情報をご案内しておりますので、ぜひ参考にご覧ください。 レールの種類は豊富ですが、使⽤する場所や環境・⽤途、ビニールカーテンの⼤きさ・重量に合わせてレールをお選びいただけるよう、多数のレール取り揃えており、いずれも業務⽤・⼯場⽤としてご利⽤いただけるプロ仕様の⼤型カーテンレールです。
家庭・事務所・病院など室内や狭い通路などでは軽量なD25カーテンレール、⼯場や⼯事現場、店舗などの間仕切りや重量シートカーテンにも利⽤可能なD40中型カーテンレール、設置⾼5mまで対応可能なXG⼤型カーテンレールや最⾼クラスの強度を持つSGレールなど、利⽤される⽤途・環境・ビニールカーテンの⼤きさなどに応じて選択ください。また、スチール棚やラックに工具不要で簡単に設置できるマグネットレールセットもございます。
レールの種類を決める
ビニプロで取り扱う⼤型カーテンレールは、ビニールカーテンを設置する⾼さ及び、使⽤場所(屋内または屋外)に応じてお選びいただくことを推奨しています。最も⼈気で汎⽤性⾼いレールはD40中型カーテンレールで、屋内でも屋外でも利⽤可能で⾼さ4m未満であれば場所を選ばず使⽤できるレールで、アルミ、スチール、ステンレスからお選びいただけます。
業務用ビニールカーテンレール一覧
レールの長さを決める
天井付レールの場合
ビニールカーテンレールの長さを決めます。基本的には、開口部(W)の横幅の大きさよりレールを少し短めにしておく事がポイントです。(必須ではありませんが、メンテナンスを考慮する場合はオススメです)
両開きカーテンの場合
両開きカーテンの場合、中央から引き分けにするのが一般的ですが、左右の端部どちらかはカーテンが動かないように、押さえバー(フラットバー)などを使用してビス止めで固定するのが一般的です。(マジックテープなどでもOK)左右端部を両方とも固定する場合は、レール端部の左右どちらかを25mm~30mm程度、開口部より短くしてレールを取り付ける事で、レール設置後にランナーを出し入れしたり、レールをつけたままカーテンなど交換が容易に行えます。(※短くした方は必ずストッパーを入れてください。)
※メンテナンススペースをあける場合、サイドポールをご利用の場合はストッパーを間仕切りソケットへ変更いただくか、ランナーを間仕切りランナーではなくワンタッチランナーS+U継金具をご利用ください。
⽚開きカーテンの場合
片開きカーテンも同様に、左右どちらからもビニールカーテンを動かす場合は、レールを短くするとしっかり端まで閉められなくなってしまうためレールは間口サイズより1~2mm程度短くした状態がベストですが、左右のどちらか端部はカーテンを動かないように固定する際は、固定する側のレール端部を25mm~30mmほど短くしておく事でランナーの交換やビニールカーテンの交換なども容易に行えます。
※メンテナンススペースをあける場合、サイドポールをご利用の場合はストッパーを間仕切りソケットへ変更いただくか、ランナーを間仕切りランナーではなくワンタッチランナーS+U継金具をご利用ください。
サイドポールご利用時のご注意
メンテナンススペースをあけてカーテン端部にサイドポールをご利用の場合は、ストッパーを間仕切りソケットへ変更いただくか、ランナーを間仕切りランナーではなくワンタッチランナーS+U継金具をご利用ください。
横幅が4m以上の場合
上記のように、ビニールカーテンレールが4m以上必要な場合はレール同士をジョイント(連結)させる事が必要となります。(※レールは最大で4mまでしかございません)仮に、間口サイズが6mで両開きカーテンであれば、先に4mのカーテンレールを壁にあたる状態で先に1本取り付けます。(その際、継カバー・ジョイントピンは1本目のレールにセットしておいてください)1本目を取付後、ビニールカーテンのハトメにランナーなどをつけてカーテンをレールに全て入れておくと作業が楽になります。その後、残った2mのレールを入れますが、上記で記載した通り、メンテナンススペースを考慮して25~30mm短くしたレール(1970mm)を1本目の4mのレールとつなげて取付完了となります。
ジョイントの注意点
ビニールカーテン用レールのジョイントを行う際、必ずレールとレールの中心に継カバーがくるように意識して取り付けてください。上記でも記載した通り、1本目の先に取り付けるレールに、予めジョイントピンと継カバーを入れておくと便利です。(2本目をつなげてから予め入れておいた継カバーをスライドしてネジを締める)ジョイントは、1ヶ所につき継カバー1個、ジョイントピン2本が必要ですので、D40レールであれば、必ず同じシリーズの継カバーをお選びください。
レールの取付ブラケットを選ぶ
次にレールを取り付けるために必要なブラケットを選択致します。主には壁にブラケットを取り付ける場合はSブラケット、天井に向かってレール取り付ける場合は天井Sブラケットをお選びください。又、H鋼などの下にレールを取り付ける際は、クリップ付きブラケットをお選びください。注意点と致しましては、クリップ付きブラケットはH鋼の巾よりレールがはみ出すタイプのAタイプか、H鋼の巾端部の真下にくるBタイプがございます。(H鋼のジョイントのフランジ部分が邪魔でレールが付けられない場合はAタイプを使用)
その他、単管タイプ用のブラケットや、天井からレールを吊り下げて使用する吊棒用のブラケットなどございますので、ビニールカーテンの業務用レール一覧からご希望のレールの種類をお選び頂き、同じシリーズ(カテゴリー)のレールに合うブラケットをお選びください。
ブラケットの取付間隔
レールブラケットの取付間隔は、基本的には900mm未満を基本としてください。高さが4m以上のビニールカーテンや、重量があるカーテン、屋外用ビニールカーテンなどの場合は500~700mm間隔がオススメです。レール端部から1個目のブラケットにつきましては100mm未満で取り付けてください。
レールのランナーを選ぶ
次にビニールカーテンを使用する際に必須のランナーをお選びください。
一番人気のカラビナフックがランナーに付いているワンタッチランナーや、ベアリング入りのランナー(間仕切りポールなどに使用)、屋内の軽微なビニールカーテンであればランナーAなどがございます。ランナーによって材質は異なりますが、樹脂・スチール・アルミがございます。樹脂のランナーなどは屋外で使用すると、紫外線などで劣化して割れ・ヒビが入る可能性がございますので、ご注意ください。メンテナンススペースをあけてサイドポールをご利用の場合は、間仕切りランナーではなくワンタッチランナーS+U継金具をご利用ください。
また、レール上面からカーテン上の隙間も使用するランナーによって寸法が異なります。下記の隙間寸法表にてご確認ください。ビニールカーテンの採寸方法でもご案内しております。
Sブラケット・天井Sブラケットの場合
クリップ付天井ブラケット(H鋼)の場合
H鋼へ取り付ける際に使用するクリップ付き天井ブラケットをご利用の場合は、通常のブラケットより+10mmとなります。
天井Sブラケットボルト座金併用の場合
天井Sブラケットボルト座金と通常ブラケットを併用の場合は、通常のブラケットより+20mmとなります。
レールのストッパーを選ぶ
ビニールカーテンレールに使⽤するストッパーをお選びください。両開きカーテンで左右のカーテン端部を壁や柱に固定する場合、レールの左右どちらかを壁⾯に当たるように設置するとストッパーが無くてもランナーが抜け落ちることはありませんが、逆側の端部はメンテナンススペースでレールを開⼝⼨法から25mm〜30mm程度短くするとカーテン付け替え時のランナーの出し⼊れに便利です。その場合は必ずキャップストップなどをご利⽤ください。また、レール端部100mm未満でブラケットが付けられない場合などは壁付ソケットなどご利⽤ください。レール上でカーテンを⽌めたい場合には、中間ストップを利⽤いただくと、レールの途中でカーテンを⽌めることができます。メンテナンススペースをあけてサイドポールをご利用の場合は、間仕切りソケットをご利用ください。
※もしレールの選び方や採寸方法、必要な部材の個数計算など不明な場合は、無料にて計算を代行致しますのでお気軽にお問い合わせください。
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