防炎(薄手)の糸入り透明ビニールカーテン・シート(VP-300A)の素材説明
VP-300Aの耐久性・耐候性について
防炎(薄手)糸入り透明ビニールカーテン・シートのVP-300Aの耐久性は、防炎・薄手の糸入り透明VP-350Aよりも厚みが0.05mmほど薄くなりますので、VP-350Aと同様に屋内用としてご利用下さいませ。薄手素材で重量も軽量タイプですので、耐久性を求める場合で、且つ防炎機能のみで宜しければ、防炎・厚手のVP-530A、もしくはVP-550Aを参照下さいませ。
耐候性につきましては、耐候材などを含んでおりませんので、太陽の紫外線などによる劣化は耐候性素材に比べて劣ります。又、耐久性の面と合わせて考慮する必要がございますので、屋外での軽微なご利用程度や、コスト面で重視する場合などを除き、基本的には屋外で使用する場合は、耐候材はありませんが、厚手素材の550A・500Aのいづれか、もしくは耐候材を含む薄手の350H、厚手の550Hなどがスタンダードな耐候性機能を持つ糸入り透明ビニールカーテン・シートとなります。
VP-300Aの柔軟性・質感について
VP-300Aは、厚みが0.3mmと薄手素材の中でも最も薄い素材ですので、比例して柔軟性もございます。屋内の間仕切りカーテンなどにご利用頂ければ、収納時(束ねた状態)でもかさばらず、帯などでしぼって束ねれば通行の邪魔にもならない程度にコンパクトに束ねれらます。質感も軽くて柔らかい印象ですので、圧迫感もなくご利用頂けるかと思います。
VP-300Aの透明度・視認性について
VP-300Aの主な特徴と致しましては、同等クラスのVP-350Aと比べて透明度が劣る点と、細かな傷のような小さな線のような物が入っている点がございます。遠目から見た場合でもVP-350Aや、VP-550Aと比べても少し濁ったような印象がございます。(VP-500Aも同様に曇った感じがあります)これは、原料の製造段階における製造工場や材料の違いによるものですが、特に使用における問題点などは透明度のみとなります。
以下のような曇った感じや、細かな線状の部分などを考慮頂いた上で、ご発注御願い致します。透明度においてこのようなデメリットがある分、価格は安価で非常にコストパフォーマンスにも優れております。
VP-300Aの主な使用用途について
主な用途と致しましては、あまり高い透明度を求める事が少ない、ビニールカバーや、工場や倉庫内の間仕切りシートなどにオススメです。厳密には限界サイズなくオーダー製作が可能ですが、厚みが0.3mmと薄手ですので屋外用ビニールカーテンなどにはオススメできません。(必ず不可ではないですが、耐久性・耐候性がございません)
VP-300Aの機能性について
防炎 | 自己消化性により燃え広がりを抑える難燃機能。業務用には最低限必要な機能性。 | |
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防水 | 雨天時や水に濡れても素材を通過する事なく水を防ぎます。 | |
耐寒(-10℃) | マイナス10℃の環境下でも硬化せずに使用できるビニール素材。 | |
UVカット | 有害な紫外線を90%前後カットするビニール・シート素材。 | |
屋内限定 | 耐候性・耐久性が屋外使用に適さないビニール・シート素材。 |
※機能性の詳細情報は、ビニール・シートの機能性一覧をご覧ください。
【厚み0.3mm】防炎(薄手)・難燃性の糸入り透明ビニールカーテン・シート素材 VP-300A
防炎(薄手)糸入り透明ビニールカーテン・シートのVP-300A。薄手・軽量素材の防炎・薄手のVP-350Aよりも更に0.05mm薄くなった軽量タイプの糸入り透明シートです。糸入り透明ビニールカーテン・シートの中で、最も安価なコストパフォーマンスを重視した糸入り透明シート素材。厚みは0.3mm程度ですので、主には屋内用の間仕切りシートや通路などの軽微なビニールカーテンなどに向いております。
防炎・薄手のVP-350Aと比べて透明度は若干劣る点がデメリットですが、一定の透明度がございますので、工場や倉庫などの業務用ビニールカーテンとしても向いております。