雨よけ・日よけテントシートのエバーマックス450COOL【VB-052EMC】の素材説明
屋外用に開発された高強度・高耐候の防炎シートで、表面にはPVDF防汚処理を施しておりますので、長期的な耐用年数と強度があるハイスペックな機能を持つシートです。主には屋外のテントブース、テント倉庫として利用されており、カーテン用途などには重量があるため不向きですが、大型シートカーテンのように、高い耐久性を求められる場合などにはご使用も可能です。また、防炎機能に加え、吸水防止・UVカットも付いておりますので、テントブースとしても大型間仕切りシートとしても汎用性の高い高強度の防炎シートです。
雨よけ・日よけテントシートの標準仕上げについて
テントシート標準仕上げは、平シート(四角形)になりますが、立体的、変形のテントシートも製作を承っております。お見積もりご依頼の際は、フレーム外寸をお知らせいただくか、テントシートの張替えであればフレームサイズと既存写真など貼付いただき、お見積りフォームまたはメールにてお問合せください。ページに記載の製作価格は平シート(四角形)で製作した場合の製作価格となります。
雨よけ・日よけテントシートの特注オプション加工について
テントシートを屋根などに使用する場合、間口や奥行が2mを超える場合、このように中間にパイプなどを入れておいて頂き、その中間のパイプを包む事ができるように、予めテントシートの下面にピケットを溶着しておく加工方法となります。ご依頼の際は、中間のフレームの位置及び太さをお知らせくださいませ。
帯ピケット加工とは、タテ(H)にテントシートが3m以上ある場合に、写真のように中間のラインにもフレームを入れて頂き、中間フレームで一度、ロープを巻いてテンション(張力)をかけて頂くようにする帯を付ける加工となります。
これにより、本来であれば、上部と下部でテントシートを引っ張り合うだけですが、中間にも入れる事で、まずは上ラインをロープで巻いて固定し、次に中間ラインの帯ピケットで下に引っ張り、最後に下部ラインを引っ張る(もしくは上部を巻いてから下部を引っ張り、最後に中間を軽く固定でもOK)事が可能となり、風などが吹いてもテントシートが煽られることなく使用が可能となります。
巻き上げ式テントシートや、巻き取り型テントなどの場合、写真のようにフレームをテントシートの端部に通す場合がございます。このような場合、予めパイプの太さをお聞かせ頂ければ、適した袋の大きさにテントシートの端部を仕上げておく加工方法となります。
その他、日よけテント・シェードであればパイプを入れて重りにすることもある場合でも同様に同じ加工を施します。
ご希望の雨除け・日よけテントシートに、社名や店名、電話番号、メッセージなどをカッティングシートにて所定の位置・大きさの名入れを致します。内容によっては印刷しか対応できない場合もあり、生地によっては印刷が適さない素材もございます。(防汚機能があるシートはインクが乗りづらい)
まずは、ご希望のテントシートのサイズ、形状をお知らせ頂き、その際にご希望の名入れ・ロゴ入れの情報を合わせてお知らせ下さいませ。
雨よけ・日よけテントシートに、フリルなどご希望であればご一緒に加工を承ります。まっすぐのストレートフリル、波型のフリルなど、お客様のご希望のフリル形状にて加工を致します。フリルは別梱包で製作する事も、テントシートに縫い合わせる事もいづれも対応可能でございます。
雨よけ・日よけテントシートのエバーマックス450 COOL【VB-052EMC】の機能性について
防炎 | 自己消化性により燃え広がりを抑える難燃機能。業務用には最低限必要な機能性。 | |
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防水 | 雨天時や水に濡れても素材を通過する事なく水を防ぎます。 | |
吸水防止 | 長時間の雨天、水にさらされた状態でもシート自体への吸水を防止致します。 | |
遮熱 | 雨天時や水に濡れてもシート素材を通過する事なく水を防ぎます。 | |
フッ素防汚 | 表面にフッ素樹脂コート加工が施されており、汚れが落ちやすい機能性。 | |
UVカット | 有害な紫外線をカットするシート素材です。 | |
雨除け | 防水性が高く屋根などにも利用可能なビニール・テントシート素材。 | |
日除け | 太陽光などの日差しが当たらない屋内での使用に適したビニール素材。 | |
屋外高耐候 | 屋外において高い紫外線耐候性能を持つビニール・シート素材。 | |
RoHS2指令適合 | EU域内で流通する電気・電子機器に対してRoHS指令で規制対象の10物質を制限した素材。 |
※機能性の詳細情報は、ビニール・シートの機能性一覧をご覧ください。
【厚さ:0.52mm】高耐候・防汚・遮熱の雨よけ・日よけテントシート【エバーマックスCOOL】VB-052EMC
遮熱性と防汚性に優れた雨よけ・日よけテントシート450COOL。最大の特徴は、太陽光に含まれる熱線(赤外線・紫外線)の反射率を上げ、またこれらの吸収をも防ぐことによりシートが高温になるのを防ぎます。この技術により遮熱機能が上がり、従来のテントシートと比較すると、テント倉庫として利用した場合の内部の気温は、夏場では3℃~5℃、内部の気温を抑える事が可能となります。また赤外線のみでなく紫外線の吸収も抑えるため、耐候性も高いシートになります。
長時間の雨にさらされた際にも、吸水防止機能付きで水染みになりづらく、NF防汚加工により防汚性にも優れているため屋外の使用で約8年の耐久性があります。
屋外に建設する大型のテント倉庫、テント屋根において、夏場の温度を少しでも下げたい場合などに最適です。こちらの記事は0.52mmとやや厚手素材に加え、PVDFコートにより柔軟性が無く固めの質感のため、カーテンとしては適しておりません。