防炎(厚手)の糸入り透明ビニールカーテン・シート(VP-530A)の素材説明
VP-530Aの耐久性・耐候性について
VP-530Aの耐久性については、厚みが0.53mmと厚手素材ですので、屋内用の間仕切りなどでも十分に耐久性がございます。屋外でも使用可能な厚みですが、耐候材などを多く含む、耐候性機能はございませんので、紫外線による劣化などの耐久性はVP-550Hなどに比べて劣ります。(透明度もVP-530Aが劣ります。)
又、耐候性が同様になく、耐久性がある類似素材としては、VP-550Aなどもございますが、VP-550Aと比較した場合でも、VP-530Aの方が透明度は劣ります。その点を検討比較した上でコスト重視であればVP-530Aがオススメです。
VP-530Aの柔軟性・質感について
柔軟性においては、上記でも記載した、同等クラスの糸入り透明ビニールのVP-550Aと比べて、若干硬めの印象がございます。とはいえ、通常のビニールカーテンや間仕切りシートとしてご利用頂く分には、過度に硬い印象や、束ねにくい感じはございません。(無料サンプルも出荷致します)
厚み0.5mm前後で、より透明度が高く柔軟性がある素材ですと、防炎・厚手の糸入り透明ビニールのVP-550Hなどは耐候性もございますので、屋外ビニールカーテンや、大型ビニールカーテンに適しております。
VP-530Aの透明度・視認性について
透明度につきましては、同等の厚みがある糸入り透明ビニールのVP-550Aや、VP-550Hに比べて、若干曇りがかっており、ビニール内に細かな線状のものが見えます。理由としては、フィルム製造工場・方法の違いによってのものですので、透明度が若干劣る点、細かな傷のような線が入る点以外は、特に品質的にも支障はございません。
遠目から見た感じもVP-550AやVP-550Hと比べて若干透明度が劣ります。それらの点を考慮いただいた上で、コスト重視のお客様であれば、こちらの糸入り透明ビニールは最適です。
VP-530Aの主な使用用途について
VP-530Aの主な利用用途ですが、厚手素材の分類に入る厚みがございますので、基本的には屋外でもご利用頂けます。但し、上記でもご説明した通り、「耐候性」と呼ばれる紫外線吸収剤や耐候材などを含んでおりませんので、太陽などの紫外線があたる環境下においては、耐候性機能を持つVP-550Hなどに比べて耐用年数は劣ります。(使用場所、環境にもよります)
また、透明度も若干劣りますので、工場や倉庫などで高い透明度の糸入り透明ビニールカーテンの場合であれば、VP-550AやVP-550Tなどをお選び下さいませ。若干の透明度が劣る点がございますが、ビニールカバーなどであれば支障も少ないかと思いますので、コスト重視の場合にはオススメの素材です。
VP-530Aの機能性について
※機能性の詳細情報は、ビニール・シートの機能性一覧をご覧ください。
防炎 | 自己消化性により燃え広がりを抑える難燃機能。業務用には最低限必要な機能性。 | |
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防水 | 雨天時や水に濡れても素材を通過する事なく水を防ぎます。 | |
耐寒(-10℃) | マイナス10℃の環境下でも硬化せずに使用できるビニール素材。 | |
UVカット | 有害な紫外線を90%前後カットするビニール・シート素材。 | |
屋外対応 | 屋外や屋外に面する環境下で利用可能なビニール・シート素材。 |
【厚み0.53mm】防炎(厚手)・難燃性の糸入り透明ビニールカーテン・シート素材 VP-530A
屋外対応の防炎・厚手の糸入り透明ビニールのVP-530Aは、厚み0.5mmクラスシリーズの中でも最安値!デメリットは、VP-550AやVP-550Hなどと比べて透明度が劣る点にございますが、そこまでの透明度を求めない場合でコスト優先のお客様にはオススメです!屋内用の間仕切りカーテンであれば大型サイズでも利用できますし、屋外でも高さ4m未満程度であればご利用頂けます。(耐候性を求める場合はVP-550Hなどを利用して下さい)
屋外使用可能な糸入り透明の中で、最も安価でコストパフォーマンスに優れたこちらの製品は、ビニールカーテン、間仕切りシート、ビニールカバーなど幅広い製品にご利用頂けます。当店では1枚・1点からサイズオーダーメード・特注加工対応にて製作を承ります。