不燃・帯電の透明ビニールカーテン・シート (VP-028CC)の素材説明
VP-028CC(メーカー品番:クリアクリスタルRG-1200FB)
国土交通大臣認定の不燃材料認定番号を取得をしている不燃生地となります。
不燃材料認定番号 | NM-3726 |
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防炎認定番号 | A1130226 |
VP-028CCの耐久性・耐候性について
ガラス繊維(グラスファイバー100%)の基布材のため、生地は通常の防炎素材の糸入り透明ビニールに比べ、屈曲・折り曲げに弱い性質を持つなど若干の扱いづらさがございます。消防法による不燃指定がある場合のみの利用をおすすめしております。 また、基本的には透明や糸入り透明の不燃ビニールは、屋内用の間仕切りシートでの利用が主となりますのでご注意下さい。屋外での場合、耐候性機能はございませんので、太陽光などの紫外線によって硬化現象も進行が速いため、極力屋内用をオススメさせて頂いております。
VP-028CCの柔軟性・質感について
不燃素材は一般的に通常のシートと比べて硬めの質感ですが、こちらのシートは非常に柔らかい質感で束ねた際にまとまりやすいです。ガラス繊維が含まれるシートは折り曲げるとシート自体に折れ線が入りやすいものが多いですが、この柔軟性により、他の不燃系素材と比較するとそうした折れ線が入りにくくなります。
VP-028CCの透明度・視認性について
透明度にこだわって製作されたシートとなり、透明不燃ビニールの中ではNO1の透明度で透光率90%を実現。これまで不燃シートは不透明のものやテント生地が一般的であり、視認性の面で懸念点がありましたが、透明度抜群のこちらの製品はシート越しの物や人などが十分に確認できる視界が得られ、作業面での安全性を確保する事ができます。
VP-028CCの主な使用用途について
直射日光や風などの影響を受ける屋外の使用には適しておりません。屋内の工場・倉庫内の間仕切りシート(固定使用が最もおすすめ)や、軽微なビニールカーテン(強い屈曲などはNG)などにご利用下さいませ。又、間仕切りシートなどで利用する場合は固定枠やフレームなどにビス止め固定などして取り付けて頂けます。
VP-028CCの機能性について
防炎 | 自己消化性により燃え広がりを抑える難燃機能。業務用には最低限必要な機能性。 | |
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不燃 | 火元を当てても表面樹脂は燃えますが基布部分は燃えません。 | |
防水 | 雨天時や水に濡れても素材を通過する事なく水を防ぎます。 | |
帯電防止 | 静電気の帯電を防止し、ホコリの付着などを低減させる機能性。 | |
屋内限定 | 耐候性・耐久性が屋外使用に適さないビニール・シート素材。 |
※機能性の詳細情報は、ビニール・シートの機能性一覧をご覧ください。
不燃の透明ビニールカーテン・シートのVP-028CC
不燃・帯電の透明ビニールカーテン・シートのVP-028CC(メーカー品番:クリアクリスタル RG-1200FB)のご案内。透明PVCフィルムが内側のガラスクロスを挟み込んだ三層構造フィルムとなっており、高い不燃性で炎をガードします。(※防炎と不燃の違いについて)不燃材料認定素材となるため消防法を遵守する環境下での間仕切りシートや通路など軽微なビニールカーテンにご使用いただけます。
従来の不燃透明シートは半透明タイプが多く、視認性に劣るという問題点がありましたが、こちらのシートではこれまでの技術では難しかった透光率90%と今までにない透明度を実現。透明度・柔軟性・価格面においてはアキレスフネンクリアよりも優れております。
またシートの表裏両面に帯電防止機能を付与しているため、精密部品や食品などを扱う工場や倉庫といった屋内の間仕切りシートやカーテンに最適です。