ビニールカーテンの防寒対策について
【プロ担当の専門情報】ご購入前に知っておいていただきたい、ビニールカーテン豆知識を多数掲載しています。
ビニールカーテンを使用した防寒対策は非常に防寒効果も高く、コスト的にもパフォーマンス性が高いため、多くの倉庫や工場、店舗などで使用いただいております。このページでは、防寒用ビニールカーテン設置における主なメリットや、様々な環境下でビニールカーテンを使った防寒対策を知っていただくことができます。
- この豆知識の目次
- 防寒用ビニールカーテンで外気からの風防止
- 防寒用ビニールカーテンで屋内空調の効率化
- 工場の防寒用ビニールカーテンで防寒対策
- のれん式ビニールカーテンで防寒対策
- 工場内の間仕切りシートで防寒対策
- 可動式の間仕切りシートで防寒対策
- 倉庫の防寒用ビニールカーテンで防寒対策
- 倉庫の通路・階段部分の防寒対策
- 倉庫入り口の防寒対策
- 大型のれん式ビニールカーテンで防寒対策
- 倉庫内温度管理スペースの防寒対策
- 店舗の防寒用ビニールカーテンの防寒対策
- 店舗入り口の防寒対策
- 店舗テラス席の防寒対策
- 店舗バックヤードの防寒対策
- 防寒用ビニールカーテンの素材
- 防寒用ビニールカーテンの仕様・加工
- 防寒用ビニールカーテンのフリル製作
- 防寒用ビニールカーテンのスカート加工
防寒用ビニールカーテンで外気からの風防止
屋外からの冷気の侵入、微風などを低減させる効果。屋外からの風や冷気が入り込む事で、防寒効果も低減してしまうため、「隙間をできるだけ塞ぐ」事が重要となります。注意点と致しましては、屋外に面した場所で防寒用ビニールカーテンを使用する際は、しっかりとした風対策が必要となります。
ビニールカーテンの重要ポイント、風対策はこちらをご覧ください。
防寒用ビニールカーテンで屋内空調の効率化
防寒用ビニールカーテンによって屋内と屋外を間仕切る事で、屋内の空調・暖房効果を高め空調効率を向上させます。通常のシャッターでは出入りに非効率で手間がかかり、開けっ放しでは屋内の空調効果が低減いたしますが、ビニールカーテンであれば操作性も高く、空調効果を高めたまま便利に使用する事が可能です。
ビニールカーテンを利用した空調効果はこちらで知ることができます。
工場の防寒用ビニールカーテンで防寒対策
工場用などの防寒用ビニールカーテンは、店舗や事務所などに比べて、エネルギー効率・空調効率の効果によって年間の電気代などが大きく変わるため、防寒目的のビニールカーテンなどは工場や倉庫などが最も大きな需要がございます。特に工場の大きな搬入口や出入り口などは開口サイズが大きく、外部からの冷気などが入り込みやすいため、ビニールカーテンなどの設置によって大きな防寒効果が得られます。また、ビニールカーテンであれば、コストが安く価格を抑えたまま短納期で取付が行える点もポイントとなります。
のれん式ビニールカーテンで防寒対策
こちらは食品工場の防寒用として搬入口にのれん式ビニールカーテンを取り付けた写真ですが、こちらののれん式ビニールカーテンのシートは、リブ付きタイプとなっており、フォークリフトなどが通行するような場所などでも耐久性・強度の高い素材となっております。また、素材は耐寒素材ですので一定のマイナス温度の環境下でもビニール素材が硬化する事なくご利用頂けます。
フォークリフトなどの出入りが頻繁の為、これまでシャッターを使用されていましたが、フォークリフトなどの出入りが頻繁で利便性が悪く、今回のれん式ビニールカーテンを設置されました。作業ピーク時などはシャッターを開けたままの状態にすることで、フォークリフトが通行する際の利便性を確保しながら、のれん式ビニールカーテンによって空調管理、防寒対策を行うことができるようになりました。
工場内の間仕切りシートで防寒対策
上記のお写真は、工場内を天井から下まで完全に2つに間仕切り、一部分のみ人が通行できるようビニールカーテンを部分的に設置しています。天井部分に隙間が空かないようにシート端部をしっかりと天井にもフラットバーでビス止めし、ほぼ隙間もない状態にしておりますので、冷気などの侵入を低減させ、高い防寒効果がございます。
上記のような間仕切りシートの場合で、フレームなどにシートを固定してパーテーションや壁のように設置する場合には、フレームに予め強力両面テープ(ビニールシート用)のペタッキーを使用して糸入り透明ビニールをフレーム枠より少し大き目にして貼り付け、最後にシートの上からフラットバーなどを使用してビス止めしております。
可動式の間仕切りシートで防寒対策
上記は、間仕切りビニールブースを工場内に機械の試験用ルームとして設置した例です。出入口の開口部にファスナー加工を施し、使用しない場合にはファスナーを閉める事で、防寒対策を施しております。ファスナーの他にはマジックテープやマグネット加工などでも代用が可能でございます。より密閉率を高くして防寒効果を高める場合にはおすすめの加工でございます。
倉庫の防寒用ビニールカーテンで防寒対策
倉庫の防寒用ビニールカーテンも工場と同様に、大きな倉庫スペースであればある程、年間の空調コストは莫大となります。普段作業しないエリアや、温度管理を必要としない場所などはエアコンによる空調温度管理が不要となりますが、作業スペースや温度管理が必要なエリアと間仕切りカーテンなどで分ける事で、冬の防寒対策だけでなく、エネルギー効率を飛躍的に高める効果がございます。
倉庫の通路・階段部分の防寒対策
こちらは1階部分が倉庫で、2階部分が事務所となっている倉庫会社様の防寒目的のビニールカーテンとなります。頻繁な通行があるため、入り口開口部分はのれん式ビニールカーテンを使用し、側面部分は糸入り透明ビニールシートを現地に合わせて製作・加工したシートを取り付けております。1F部分が2Fに冷気や風が入らないようにシートを現地で切り欠き加工しながら取り付けております。
倉庫入り口の防寒対策
こちらは倉庫入り口の出荷スペースに冬は冷気が入り、作業される社員の方々の防寒を目的にした防寒ビニールカーテンです。使用頻度は搬入時と搬出時のみであまり多くはないため、通常時はシャッターを閉めているそうですが、軽微な作業や納品検査などを行う際に外部からの冷気を低減させるために設置された写真となります。
そのため、本来は防寒用ビニールカーテンでも屋外に面して風が吹くところでは、ビニールカーテンに風対策などが必要となりますが、上記は風対策仕様として中間ポール(落としピン付き)にて設置された写真となります。
大型のれん式ビニールカーテンで防寒対策
こちらは間口7m、高さ5mほどある大きな倉庫の搬入口に、防虫のれん式ビニールカーテンを使用して防寒対策を行っております。屋外からの冷気、微風などを低減させ、温度管理を行っている倉庫内の空調効率が低減しないように取り付けた例でございます。
300mm巾×完全ラップの仕様ですので、少々の微風でもシートがなびかづに使用できますし、フォークリフトなども荷物を積んだ状態でそのまま通行が可能となっております。防寒対策もしっかりと対応できるのれん式ビニールカーテンです。
倉庫内温度管理スペースの防寒対策
上記は倉庫内の一区画のみ、温度管理が必要なスペースが必要なため、冬の防寒用に糸入り透明ビニールカーテンを使用して取り付けた例でございます。極力隙間も塞ぐため、レールとビニールカーテンの間にはフリルを取り付け、地面とビニールカーテンの隙間を塞ぐためにスカート加工を施しており、ビニールカーテン同士の連結・結合はワンタッチではずせるようにマジックテープ加工を行っております。
店舗の防寒用ビニールカーテンの防寒対策
店舗などの防寒用ビニールカーテンの主な用途は、テラス席など屋外席を囲うビニールカーテンが最も多く、冬場でも屋外席を活用したい飲食店やレストラン、居酒屋さんなどでも多くみられます。テラス席を店舗用ビニールカーテンなどで囲う事により、冷気や風などの侵入を低減するため、体感温度も劇的に改善されるため多くの店舗でも利用されております。小売店などの店舗であれば搬入口などバックヤードに防寒用カーテンを取り付けて、店内の空調効果を高めます。
特に店舗などで真冬の屋外席は寒すぎるとお客様にも利用して頂けませんので、一定の温度管理などの対策が必要となりますが、ビニールカーテンを使用してテラス席を囲う事で、一定の防寒対策に効果を発揮いたします。
店舗入り口の防寒対策
こちらは店舗は正面入り口部分がオープン状態のため、真冬の寒さが厳しく早急に防寒対策を希望されておりました。上記は視認性を特に重視する必要があるため、透明度が高く、防炎を標準としたアキレスの透明ビニールカーテンを使用しております。また、ビニールカーテンの裾部分には風対策としてウエイトチェーンを使用しておりますので軽微な風や外部冷気に対する防寒効果も考慮しております。
店舗テラス席の防寒対策
上記は、ドッグランなど併設するカフェのテラス席に冬の防寒用ビニールカーテンを取り付けた写真となります。また、風の強い地域のため一定の風などにも耐えうる仕様にするため、中間ポールなどを使用した風対策を行っております。店舗などのテラス席で防寒効果を高めるためにビニールカーテンの設置は寒さ対策には最適ですが、店舗の来店客や通行人からの視認性は同時に重要な点でもあります。ビニプロの糸入り透明ビニールカーテンなどは、屋外耐候性もあり透明度も高い350Hや、550Hは人気の店舗用ビニールカーテンです。
このように、テラス席などでも防寒用ビニールカーテンを取り付ける事で、冬の間でもテラス席をお客様に活用して頂けるので有効的にオールシーズンの稼動が期待できます。
店舗バックヤードの防寒対策
こちらは店舗バックヤードの搬入口に、防寒用目的と防虫目的で、のれん式ビニールカーテンを取り付けた写真となります。厚み2mm、200mm巾、一部ラップ仕様ですので、微風程度の風にも耐えうる強度もあり、冬の寒さ対策にも活用できます。また、食品を扱う店舗などであれば防虫対策なども合わせて検討したい場合などには防寒用だけでなく、防虫機能を持つビニールカーテンで防寒対策を行う事も可能です。
のれん式ビニールカーテンは防寒対策だけでなく、素材によって防虫や耐寒などございますので、設置場所の用途に合わせてお選び頂けます。
防寒用ビニールカーテンの素材
防寒用ビニールカーテンをご利用の際は、設置予定の場所、ご利用環境や大きさや用途に応じて最適なビニールシートをお選びください。(ビニール一覧)
■屋内用の防寒ビニールカーテンであれば軽量タイプの糸入り透明ビニールカーテン350H
■食品工場(冷凍庫)などであれば、耐寒素材の糸入り透明ビニールカーテン350C
■屋外用などであれば糸入り透明ビニールカーテン550H
■透明ビニール系で高い透明度のセイデンクリスタル
上記以外にも防寒用ビニールカーテンで使用できる素材は豊富にございますので、まずは当店のビニールカーテン一覧をご覧くださいませ。どのようなサイズでも1枚から製作・加工を承っております。
防寒用ビニールカーテンの仕様・加工
防寒用ビニールカーテンを製作する上で、隙間風などの心配もあるかと思いますが、当店では以下のようなオプション加工や製作サービスも承っております。以下のようなオプション加工を合わせる事で、より高い防寒効果が実現できます。
防寒用ビニールカーテンのフリル製作
ビニールカーテンレールとカーテンの隙間を下記のようなフリルを取り付ける事で、隙間風を低減いたします。冬の防寒対策に万全のオプション製作はお任せください。
人気のビニールカーテンオプション、フリル加工の詳細はこちらでご覧いただけます。
防寒用ビニールカーテンのスカート加工
ビニールカーテンと床との隙間風を防ぐ防寒ビニールカーテン向けのオプション加工と致しましては、下記のようなスカート加工がございます。スカート(ベロ)を取り付けておくことで、隙間風の防止、ホコリの侵入などを低減させ、簡単にハサミなどでカットする事が可能です。
床・地面との接地面を塞ぐ、ビニールカーテンオプションのスカート加工の詳細はこちらでご覧いただけます。
冬の寒さ対策、防寒対策には是非ともビニプロ製作のビニールカーテンをご利用ください。全国の上場企業様などから町の工場やお店などに継続したご発注をいただいてるビニプロの品質・製作レベル・販売価格には自信がございます。製作に関するご相談、防寒対策のご相談などもお気軽にお問い合わせください。
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