高速シートシャッター門番 (製造元:小松電機産業株式会社)
【防爆区域タイプ】
高速シートシャッター門番【防爆区域タイプ】
高速シートシャッター【防爆区域タイプ】は、あらゆる防爆エリアに最適なエアー駆動の高速シートシャッターです。ビニプロでは、間口のサイズに合わせてオーダーメイドでの製作を承っております。電気を使用せずに空気の力で開閉するため、可燃性ガスを取り扱う危険な作業場所でも安心してご使用いただけます。
エアー駆動により開閉作業を行う高速シートシャッター【防爆区域タイプ】は、可燃性ガスなどを扱う工場・倉庫・研究所などの入口に最適です。高速開閉で内外の空気の流入を防ぎ、室内環境を保つだけではなく、防虫・防塵の効果もあります。
・石油や化学薬品を使用・製造・精製するプラント、研究室、工場
・ガス・ガソリン・可燃薬品などの取扱所
・塗料や洗剤を使用・製造する場所
・塗装や洗浄を行う作業場、貯蔵・保管する倉庫 など
エアー駆動+エアー制御方式であるオールエアータイプは、業界初Zone0にも対応しているシートシャッターです。爆発や火災のリスクが比較的高い危険場所にもご使用いただけます。
爆発性雰囲気が通常の状態で、連続または長時間にわたって、もしくは頻繁に存在する場所
Zone1:第1類危険箇所
通常の状態において、爆発性雰囲気をしばしば生成するおそれがある場所
Zone2:第2類危険箇所
通常の状態において爆発性雰囲気を精製する可能性が小さく、また生成しても短時間しか持続しない場所、Zone1の隣接場所
取り付けが難しい大型サイズの場合は、ビニプロにて施工も承りますので、お気軽にお問合せください。
高速シートシャッター門番【防爆タイプ】の特徴
-
帯電を防ぐ帯電防止不燃シート
シートは「帯電防止不燃」を推奨しております。開閉時の摩擦による静電気の帯電を防ぐことができ、危険物施設での火災の最大要因である静電気火花のリスクを最小限に抑えることができます。(表面電気抵抗値 109Ω)
非常時には手動でシートを持ち上げることができますので脱出が容易で、災害時の煙をシャットアウトする効果もあります。 -
レイアウト変更・移設が簡単
ユニット式のため、エアー配管の変更で移設も簡単に行えます。
-
シート自動復帰機能
人や台車の接触により外れたシートは上昇とともに自動的にガイドに納まる仕様になっているため、事故による開放時間をなくし、修理の手間や費用を軽減することができます。
また下降中にシートに接触しても自動で一旦停止して、反転上昇します。通過する人や製品への衝撃を和らげて通路を確保できます。
※本機能は安全を確保するものではありません。
※無風・無圧環境下で補助機能としてご利用ください。 -
防鼠下端シートが標準仕様
防鼠下端シートは濃度カプサイシンが配合されており、ネズミを忌避させるシートです。 食品工場などでネズミがシートをかじって屋外から侵入することを防ぐ効果があります。このシートが標準仕様で付いているため、シートシャッターを出入口に設けることで、作業環境の改善に繋がります。
シワが防止されるようにも開発されており、下端部の気密性を確保します。
高速シートシャッター門番【防爆区域タイプ】の用途
エアー駆動により開閉作業を行う高速シートシャッター【防爆区域タイプ】は、可燃性ガスなどを扱う工場・倉庫・研究所などの入口に最適です。高速開閉で内外の空気の流入を防ぎ、室内環境を保つだけではなく、防虫・防塵の効果もあります。
本体の仕様だけではなく、帯電防止機能が付いたシートをご用意しておりますので、静電気による発火のリスクを低減することができます。
高速シートシャッター門番【防爆区域タイプ】の仕様
サイズ展開
防爆区域タイプは、駆動・制御を電気を使用せずエアーで行うエアー駆動+エアー制御式(オールエアータイプ)と、エアーで駆動させながらセンサーを使用して制御するエアー駆動+電気制御式があります。途や間口のサイズに合わせてお選びください。
※電気制御式の場合、コントローラーは、電気制御盤とエアー制御盤の2種類設置が必要となります。
オールエアータイプ | エアー+電気制御 | |||
---|---|---|---|---|
G22A | G32A | G22E | G32E | |
間口幅(mm) | 800~3000 | 3100~4000 | 800~3000 | 3100~4000 |
開口高(mm) | 2000~4000 | 2000~4000 | ||
一次側エア圧 | エアシリンダ 2本 | エアシリンダ 2本 | ||
開速度【出荷時】 | 1.0m/秒 | 0.8m/秒 | 1.0m/秒 | 0.8m/秒 |
閉速度【出荷時】 | 0.7m/秒 | 0.7m/秒 | 0.7m/秒 | 0.7m/秒 |
操作方法 | エア式スイッチによる手動運転 | エア式スイッチ、起動センサー、連動信号 | ||
インターロック/連動 | – | オートスイッチによる信号検出/上下限各1a接点(無電圧)出力 | ||
消費空気量(最大) | 26L | 52L | 26L | 52L |
シート | 帯電防止不燃シート(表面電気抵抗値109Ω以下) | |||
使用頻度 | 60回/時間 | |||
使用環境 | 周囲温度:10℃以上~40℃以下(凍結状態除く)、周囲温度:RH85%以下の環境でご使用ください。 | |||
フレーム | カラー鋼板/ステンレス鋼板 |
用途にあわせて選べる周辺機器
シートシャッターのご使用方法や使用環境に合わせて、必要な周辺機器を注文時にご指定ください。
シート生地
防爆区域タイプのシートは、静電気火花のリスクを最小限に抑える「帯電防止不燃シート」を採用しています。
- シート生地に関する注意事項
- シートシャッター生地の「防水」とは、シート素材を通過する事なく水を防ぐ機能で、シートシャッター機械に防水性能はございません。
- 開口サイズによって製作できない場合があるためお問合せください。
シートシャッター門番(防爆区域タイプ)の仕様・性能、図面など、詳しくは「防爆区域タイプカタログ」をご確認ください。
高速シートシャッター門番のご注文方法
シートシャッターのご注文の際は、間口サイズや高さなどを合わせてお問合せください。お見積りのご依頼は、お問合せフォームかFAX用紙をご利用ください。施工・取付工事込みでのご注文となりますので、価格につきましてはお問い合わせください。
高速シートシャッター門番ご注文の流れ
- 間口・寸法サイズをお知らせください。
- ご希望の製品タイプをお選びください。ご不明な場合は、設置場所や用途をお知らせください。
- 本体色・材質をお選びください。
- ご希望のシート素材をお選びください。ご不明な場合は、必要な機能をお知らせください。
- 必要な周辺機器をお選びください。
- ビニプロでご依頼内容を確認の上、お見積りをご提出いたします。
- お見積りをご確認の上、ご発注ください。
- シートシャッターの納期は寸法・仕様・工事内容・混雑状況によって変動いたします。詳しくはお問い合わせください。
- 高速シートシャッター門番に関する注意事項
- 本体(W/H)は100mm単位の製作となります。
- 製品の規格製作範囲を超える場合は別途ご相談ください。製作できない場合もありますのでご了承ください。
- 巻き取りボックス部に直接雨がかからないように取り付けてください。シートに付着した水がモーター/ブレーキセンサー線コネクター部にかかると想定される場合は防水処理を施してください。
- ご使用の際には取扱説明書をよく読み正しくお使いください。ご使用にならない場合はシャッターを上限位置まで上げてください。突風などでシート部がフレームから外れ怪我等につながる場合があります。
- 障害物検知センサーは必ず前後に1セットずつ取り付けてください。
- 使用環境:周囲温度-10℃以上~ 40℃以下(凍結状態除く)、周囲湿度:RH85%以下の環境でご使用ください。
- 設置可能寸法が重なる型式は、型式別耐風速データを参考に機種選定ください。
- 沿岸部や各種金属粉・科学薬品などを扱う腐食性雰囲気、結露・凍結・有毒ガスなど環境条件の悪い地域や場所での使用はお控えください。
- 防爆エリアでの工事の際には現場の状況に応じ、万全の安全対策を行ってください。
高速シートシャッター門番の施工対応エリア
シートシャッターは施工・取付工事込みでのご注文となります。施工可能な対応エリアは記載の都道府県です。シートシャッターを工場や倉庫、店舗などへの設置をご希望の場合はビニプロまでご相談ください。
- 九州・沖縄
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- 福岡県
- 佐賀県
- 長崎県
- 熊本県
- 大分県
- 宮崎県
- 鹿児島県
- 沖縄県
- 施工・取付工事に関する注意事項
- 個人住宅での取付・施工はお断りさせていただいております。
- お客様にて施工予定の案件・物件等で、ビニプロへの採寸作業のみのご依頼はお断りしております。
- 施工・取付工事させていただく商品は、ビニプロでご注文いただいた商品に限らせていただきます。
工事内容、時期によって納期は変動いたします。 - 新規入場者教育、安全講習などが必須となる工場・建設現場などは別途日数・費用をお見積いたします。
- 高所作業車、クレーンなど重機使用の場合は別途お見積となります。
- 溶接作業、鉄骨工事、付帯工事が追加となる場合、別途お見積となります。
- 荷揚げ作業、運搬作業がある場合は別途お見積となります。
-
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