ドローンスクールの安全対策に使える練習用ネット
【プロ担当の専門情報】ご購入前に知っておいていただきたい、防球ネットの豆知識を多数掲載しています。
大人気のドローンスクール、訓練・練習用に安全ネット(網)は必要?
次々と開校するドローン学校・ドローン教習所は、運営元もさまざまです。民間企業、専門学校、コンサル会社などのほか、建設会社がフォークリフト等の機械講習とあわせてドローン講習をはじめたり、自動車免許教習所があらたにドローンアカデミーを開講する例も増えています。
スクールの場所は倉庫を改装したものや体育館を利用するなど、広いスペースのある屋内であることが多いです。
それならネット(網)で仕切る必要はないのでは?と思うかもしれませんが、回転するドローンのローター(プロペラ)は、指などを切断するおそれがあり大変危険です。ドローンが壁にぶつかり壊れてしまうことよりも、不慣れな操縦で思わぬ動きをするドローンが人に大怪我をさせることのないよう、教習所がしっかりと安全対策を行う必要があります。
ネット(網)カーテンで出入り口からの飛び出しを防止するほか、カーテンレールやワイヤーでネット(網)のブースを設け、ドローンはブースの中で飛ばし、講師や操縦者、ほかの生徒たちが中に入らないようにする工夫も必要です。
誰でも飛ばせるドローンの種類とは?大型ドローンと小型ドローンの違い
改正航空法の規制対象にならないドローンは、「機体本体とバッテリーの総重量が200g未満」となっています。機体本体とバッテリーの総重量が200g未満であれば、プロペラガードや後付けカメラを装着し200gをオーバーしても「機体本体とバッテリーの総重量が200g未満」の小型ドローンとして扱われます。
この小型ドローンは飛行申請手続きが不要なため、おもに個人が飛行させる目的で選ばれやすい機体です。ただし、あくまでも航空法の規制の一部だけの適用にとどまること、小型無人機でも飛行させてはいけない区域はあるということに注意が必要です。
ドローン練習用に適したマス目サイズの防球ネット
ドローンの回転する翼は「ローター」と呼ばれ、このローターの数によって種類が分かれています。
- ローター3つ:トライコプター
- ローター4つ:クアッドコプター
- ローター6つ:ヘキサコプター
- ローター8つ:オクトコプター
ヘキサコプターやオクトコプターのような大型ドローンは、機体の重量があるため操縦の安定性が上がり、ホビー用途ではない空撮や測量などに用いられます。
練習用や室内用として使われる手のひらサイズの小型ドローンのほか、中型サイズは対角寸法が350mm~、大型ドローンは対角寸法が700mm〜となっています。これらのドローンの安全対策には、野球・テニス・サッカー・バレーといった球技スポーツの防球用ネットが利用できます。ドローンが勢いよくすり抜けることのないよう、サイズに合わせたマス目サイズのネット(網)を選定しましょう。
- 小型ドローン:10mm目〜37.5mm目
- 中型ドローン:50mm目〜100mm目
- 大型ドローン:100mm目
たとえば大型サイズのドローンに対し、マス目サイズが細かすぎるネット、1mm目のメッシュネットなどは壁のような状態になり、衝突時にドローンにかかる衝撃が大きくなります。
また、マス目サイズが適切でも、ネット(網)をピンと張りすぎると同様にぶつかった時の衝撃が大きいため、たるむ程度に張ることがポイントとなります。
ビニプロでは、ドローンスクール・ドローン教習所の施設に合わせたサイズのネットをオーダーメイドで製作いたします。
ネット(網)のお役立ち情報!Useful information
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