ビニールカバー採寸
工場や倉庫、業務用で使用するビニールカバーなどは以下の方法にて採寸(サイズ図り)して頂き、ビニプロまでお見積もり依頼をお願い致します。基本的には、製作をご希望の①カバーサイズを図る(少し大き目に)、②ビニールカバーに使用する素材・シートを選ぶ、③特注オプション加工の有無を検討する、おおまかにはこの3点がお見積りに必要となります。
①ビニールカバーの採寸方法について
上記のビニールカバーの形状は、一例として代表的な箱・ボックスカバーや、円柱カバーの採寸方法ですが、例えばダクトカバーや特殊な機械のカバーなどは複雑な形状のものや、立体的な形状などあるかと思いますが、そのような場合は以下のFAX用紙などにフリースケッチを手書きなどで記載頂いても、お客様にてビニールカバーの展開図や図面などをご用意頂き、ビニプロにメールなどで送付頂ければお見積り可能でございます。
※ビニールカバーをかぶせる製品・棚・設備などの実寸より、ビニールカバーは必ず大き目のサイズをご指定下さい。ビニール・シートは温度や経年劣化で伸縮するため、実際の中身のサイズより、2cm~以上大きく製作するのが一般的です。(2cmでも経年劣化でサイズによってはきつくなります)大型ビニールカバーなどは2cmよりも更に大き目にする必要がございますので、実寸より2~3%ほど大き目にするなどのカバーサイズによって考慮して下さい。(不明点はビニプロまでお問い合わせ下さい)
※必ず中身のサイズよりカバーは大き目にサイズ指定
※1000mm以上の大型カバーは2~3%ほど大き目に
ビニールカバーの正式なお見積り依頼は上記のFAX用紙にスケッチや図面を記載頂くか、お客様にてご用意の図面などをメールにてビニプロまで送付下さいませ。簡単なボックス型であればサイズと生地名のお知らせだけでも概算見積もりは可能です。
②ビニールカバーの素材を選ぶ
次にビニールカバーに使用するビニール・シートをお選び頂きます。使用する生地の素材は、用途やサイズによって考慮する必要がございますが、基本的には屋内で使用する業務用ビニール・シートカバーなどであれば、生地の厚みが0.3mm~0.55mm前後で支障はございませんが、高温の温度などの室内環境で使用する場合は耐熱シートなどをご利用して下さい。屋外で業務用カバーを使用する場合は厚みが0.4mm~以上の素材を推奨いたします。0.35mm程度でも屋外耐候性のビニール・シートであれば問題はございませんが、より強い耐久性を求める場合は0.4mm以上がおすすめです。
屋外など太陽光などの紫外線にさらされる環境下の場合、屋外耐候性のある素材が必須となります。(耐候性がない素材は劣化速度が速い)糸入り透明ビニールの中であれば、耐候性マークがある素材をお選び頂き、特に透明度が不要な場合は、防炎シート(防水性が高い)などは耐候性や耐久性にも優れております。(ウルトラマックスやバリアスなど)
透明ビニールで糸入りなどではないクリアな透明ビニールシートなどはスカイクリア以外は基本的には屋外での使用に、向いておりません。屋内用の機械カバーや設備カバー、防塵用かバーやラック・棚カバーなどには支障はございませんが、屋外のパレットカバーなどは防炎シートなどがおすすめです。又、配管やダクトなどで熱を発するパイプなどをカバーする場合は、耐熱シートをご利用下さいませ。
③ビニールカバーのオプション加工について
最後に、工場や倉庫や建設現場などで使用する業務用のビニール・シートカバーなどは、お客様によって1つ1つオーダーメイドにて製作しておりますので、上記のようなビニールカバーの特注オプション加工なども承っております。(サイズ・数量問わず)例えば、脱着しやすいようにファスナー加工を行ったり、より簡易的に開け閉めできるようにマグネット加工や開口部を部分的に取り付けたり、中が見えるように透明度窓など取り付けたり、いづれも1点から自由にオーダーメイドにて対応致します。上記に記載のないオプション加工や特注加工も柔軟に対応致しますので、お気軽にお問い合わせ下さいませ。