屋外用ビニールカーテンについて

屋外用のビニールカーテンについてご案内いたします。
屋外用ビニールカーテンをお求めの場合、最も重要なポイントと致しましては、下記の3点にご注意が必要です。

ビニールカーテンの耐久性
ビニールカーテンの風対策
使用するカーテンレール

下記にて更に詳細な内容について掲載しますので、ご参考ください。

この豆知識の目次: 屋外用ビニールカーテンの耐久性; 屋外用ビニールカーテンの風対策; 屋外用ビニールカーテンのレール選び

屋外用ビニールカーテンの耐久性

屋外でビニールカーテンを使用する際には、一定のビニールの厚み、耐候性と強度が重要となります。耐候性がないビニールを使用した場合、紫外線などによって劣化速度が加速致しますので、黄変化していき、ビニール自体も硬化してしまい、最後にはカーテンとして使用する事が難しくなります。

経年劣化と耐用年数の詳しい内容は「ビニールカーテンの耐用年数について」をご覧ください。

そのため、当店では屋外用に適した耐候性・強度を持つ高品質のビニールシート材をご用意しております。オススメは糸入り透明ビニールが最も強度が高く、長期的に屋外でもご利用いただけますが、その中でも耐候性がある素材ですと、厚手・耐候性の糸入り透明ビニールの550H、大型サイズの場合であれば超厚手・耐候・防汚機能の糸入り透明の080Aなどがオススメでございます。特に550Hは、豊富な耐候助剤を含んでおり、紫外線などによる劣化に対して高い機能性を発揮するため、長期的な耐用年数が期待できる高品質で売れ筋の素材となっております。

店舗用のビニールカーテンで、糸入りではなくクリアな透明ビニールを求める場合であれば、最低でも0.5mm以上の厚手素材をオススメ致しますので、当店の場合ですと透明ビニールの原材料として最も有名なアキレスのフラーレ0.5mmか、セイデンクリスタル0.5mmをオススメ致します。※基本的に、糸入りではない透明ビニールは、本来は屋外用ではございませんので、耐用性・耐久性を求める場合は糸入り透明ビニールをオススメ致します。

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屋外用ビニールカーテンの風対策

屋外用ビニールカーテンを使用する際に、素材自体の耐候性や強度と同様に重要なポイントと致しましては、「風対策が必要かどうか」です。屋外でビニールカーテンを使用する際、この風対策を考慮していない仕様であれば、強風時などに破損の恐れがあり、大きなサイズのビニールカーテンになる程、その点に注意が必要となります。

周囲が建物などに囲まれていて、軽微な風程度しかなく、強い風などは特にないような場所などであれば、下記のように重りでウエイトチェーン加工を施す事で軽微な風などの揺れを低減させる事は可能でございます。

（ウエイトチェーン加工のお写真）

しかし、ウエイトチェーンはあくまでも軽微な揺れ程度に対しては効果的ですが、強い風が吹くような場所や常時屋外でビニールカーテンを閉めたまま使用したい場合などには適しておりません。

屋外用ビニールカーテンとして風対策を施し、しっかりとした耐久性能を求める場合には下記のように落としピンなど使用したポールをご利用ください。

間仕切りポールを使用した写真（中間ポール+落としピン併用）

このように、中間ポールを併用して使用する事で、風が強い場所などでもビニールカーテンを閉めたままご利用いただけますので、使用する場所に応じて、併用する部材などもお選びください。

詳しいビニールカーテンの風対策はこちらをご覧ください。

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屋外用ビニールカーテンのレール選び

屋外用ビニールカーテンを利用する上で次に重要となる点と致しましては、ビニールの素材、風対策に加え、使用するカーテンレールなども重要となります。ビニールカーテン用の専用レールは様々ご用意しておりますが、こちらのレール一覧の中でも「屋外」マークがあるレールをご利用ください。屋内用の軽微な軽量レールなどですと、強風時にビニールカーテンが風などに煽られた際、レールやカーテンを吊るしているランナー材などが破損してしまう可能性が大きく、結果的にコストが高くついてしまうケースもございます。

屋外などでビニールカーテンを使用する設置高さが４ｍ未満程度であれば、最も人気の高い製品と致しましてはD４０アルミレールなどは店舗でも業務用としてもオススメです。D40アルミレール（スチール、ステンレスもございます）であれば、専用のランナーなども強度が高い物が揃っており、屋外使用においても適した材料がそろっております。

このように、屋外用のビニールカーテンを検討する際には、屋外の環境下においても一定の耐候性・耐久性があるビニールシートの素材選びに始まり、風対策など考慮するかしないか、又、使用するビニールカーテン用のレールなどの強度も考慮した上でご検討を頂く必要がございます。

ビニールカーテンレールの特徴・注意点はこちらをご覧ください。

当店では、屋外用のビニールカーテンとして使用する場合、大きさや用途などお教えいただけましたら、最適な素材・部材など当店にて選定した上で、ご提案もさせていただきますので、プロの業務用専門店のビニプロまでお気軽にご相談ください。

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